コリン性蕁麻疹体験談。自分なりの治し方・向き合い方

冬に針で刺されるようなチクチク、ピリピリとした痛みを体に感じたのが10年前

痛みのせいで、運動、お風呂もだめで、熱いもの辛いものも食べられない

人と話して緊張しただけで、全身に痛みが走り、「人と話す仕事はできないな」と思ったのを覚えています

電車内の暖房も駄目で、体が痒すぎて途中下車をよくしていました

一番ひどい時は、暖房の効いたクラスで授業が受けられず、一時休学し、バイトも辞めました

人に症状を話しても、痒いだけでなぜつらいのかわかってもらえませんでした

世の中にはアトピーやもっとひどい症状の方がたくさんいて、困っている人がたくさんいるのはわかっていたつもりですが、

今まで健康に生きてきた自分には、あまりに大きな変化でついていくことができませんでした

いろんな病院に行って、セカンドオピニオンもらって、漢方や鍼治療を試して、ネットで書いてあることを試して

それでも結局全然効果が出なくて、回り道したと思います

でも今は、季節の変わり目に少しかゆくなることはありますが、ほとんど完治しました

仕事も普通にできていて、2児のパパです。一時期は、働くことすら無理だと思っていたのに

昔の私のようにコリン性蕁麻疹に悩んでいる人がいるかもしれないので、私の体験談、効果的な対処方法をここにまとめておきます

「何からはじめたらいいかわからない」

と思っている方なら、きっと参考になると思います

コリン性蕁麻疹が発症しやすい地域・人種

コリン性蕁麻疹はどの地域でも発症していることが確認されていて世界中に患者がいます

シンガポールやクウェートなどの地域でも、コリン性蕁麻疹と診断された患者がいます

英語のサイトでコリン性蕁麻疹専門のサイトもあり、この掲示板では、いろんな国の方が自分の情報をシェアしています

興味のある方はここからどうぞ

ただし、コリン性蕁麻疹にはいくつかのタイプがあり、汗アレルギーによる蕁麻疹かもしれないので、季節に関係なく発生している可能性も考えられます

ここらへんはさらに詳しい研究が必要になるのでかかりつけの医者に自分がどういったタイプの蕁麻疹をもっているのか検査してもらった方がいいかもしれません

それ以外にも、住む場所を変えたら、コリン性蕁麻疹が発症したという人や、逆に、コリン性蕁麻疹が治ったという人も見られます

ただし、気候だけの問題ではなく、食生活や生活習慣の変化も蕁麻疹に大きく影響している可能性があるため一概に地域や季節がだけが原因と考えない方がいいと思います

コリン性蕁麻疹の検査を受け、タイプを見分ける

コリン性蕁麻疹と診断されるには皮膚科の医師に相談してください

コリン性蕁麻疹という病気を知らない先生も多くいて、間違った診断をされることが多くあります

なので、なるべく大きい病院で診察することをおすすめします

実際に私も3つ目の病院で初めてコリン性蕁麻疹と診断されました

診断方法は様々で、症状を口頭で説明するだけでコリン性蕁麻疹と判断される場合もありますし、いくつかの検査をする場合もあります

病院によってはさらに細かい検査をすることで、コリン性蕁麻疹の種類まで特定される場合もあります

発汗テスト、アセチルコリン負荷試験、皮膚生検などいろんなタイプの検査があり、病院によって違うので先生に確認してみてください

検査方法については、土橋直史医師による資料が詳しく説明しています

コリン性蕁麻疹は現在、4つのタイプ(病型分類)があると言われています

まず自分の持つ症状がどのタイプに属するのか先生に診断してもらいましょう

  • 汗アレルギー型
  • 減汗症合併型
  • 汗管閉塞型
  • 特発性型

の4つ

さらに詳しい情報は、Pathogenesis of cholinergic urticaria in relation to sweatingという文献を参考にしてみてください

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23093795/

高温風呂療法は自分には合わなかった

ネットでコリン性蕁麻疹について調べるとあるのが、

「高温風呂療法」

熱いお風呂に入って、かゆみを一定時間我慢すると数日間はコリン性蕁麻疹が出にくくなる

冬に悪化するコリン性蕁麻疹の場合、夏と比べて汗をかかなくなるので

お風呂にかかわらず何かしらのエクササイズをすることで発汗を促し、閉じた汗腺を広げることで蕁麻疹の症状を軽減します

高温風呂療法が効果がある方もいるようですが、私はあんまり良い方法だと思っていません

というのは、コリン性蕁麻疹になる方は皮膚が弱い方が多く、高温のお風呂に入ると皮膚が持つバリア機能を傷つけ、乾燥させてしまうから

どうしても試したいなら、お風呂後にスキンケアを必ずすること

個人的に使っているのはAveenoというローション。世界中で売れていて私も愛用しています

必ず注意してほしいのは、あまりに強い刺激を与えると、アナフィラキシーショック(強い刺激によって血圧の低下や意識障害などが起こり最悪死に至ること)

を起こす可能性があるということ。肉体的、精神的にきつい治療は避けましょう

長期的にコリン性蕁麻疹と向きあうために睡眠に気をつける

短期的な効果は弱いかもしれませんが

長期的に効果的だったと言えるのは、寝る時の環境を整えることです

特に冬にひどくなるコリン性蕁麻疹の方なら分かると思いますが、高温風呂やランニングをした次の日になるとまたピリピリしてくる経験ありませんか

寝ている間にリセットされてしまって次の日からまた痒みとの闘い

これを軽減させるために効果があったことは、寝る前の寝室で暖房をつけて暖かくすること、そして乾燥を防ぐために 加湿器をつけておくこと

冬の乾燥して寒い夜をなるべく暖かく過ごせるようにします

暖房費用がもったいないという方は、より多くの毛布を使うでも良いと思います

加湿器はいろいろ試しましたが、シャープのものが一番長持ちするし掃除が楽。また長時間つけっぱなしするのに向いています

定期的な運動はコリン性蕁麻疹だけでなく精神的なゆとりをもたらす

ランニングで汗をかくこともコリン性蕁麻疹の治療方法としてよく紹介されていますが、個人的にはあまりやっていません

ランニングは有酸素運動でじんわりと時間をかけて汗をかいていくので、コリン性じんましんのチクチクとした痛みを長時間感じて、精神的にきつい

ランニングよりも私がおすすめしたいのはウエイトを使ったトレーニング

器具を買っても良いなら、家の中でトレーニングすることができて手軽だし、

重い重量を扱うことで一気に力を振り絞るので、短時間で汗を出すことができます。

汗が出て肌がピリピリしてきたら、一旦トレーニングを止めて1分2分休憩。

痒みが引いてきたら、またトレーニングを開始するの繰り返します

ランニングと違い、体温が戻りやすいので、かゆみも比較的すぐに収まりやすいので自分のペースで運動ができます

一回騙されたと思って、この方法を1ヶ月ぐらい続けてみてください

コリン性蕁麻疹になるとついつい運動を避けてしまいがちですが、定期的な運動をすることでリラックスし、睡眠を促します

汗を少しでもかけるようになってきたら、すこしずつ有酸素運動も取り入れてみましょう

腸内環境、体の内側からコリン性蕁麻疹を改善する

寝る環境を整え、運動を毎日の習慣に取り入れるようにしたら、次はこれ

病院でコリン性蕁麻疹に処方される薬として、胃腸薬が処方されるケースが多くあります

また、ネットで飲み過ぎ時に使われる「ガスター10」を使ったら、コリン性蕁麻疹が一時的に軽減されたという人がいました

他にもしょうがを使った漢方を処方してもらって効果があったというのもあります

薬はその人の体に合う合わないがあるので「ガスター10」や漢方があなたに効果があるかはわかりませんが、

腸内環境がコリン性蕁麻疹、皮膚全般に何らかの影響を与えていると考えられていて、

体の内側、つまり腸内環境を整えることが、コリン性蕁麻疹に効果がある可能性があります

なので、腸内環境を整えることに気をつけてみましょう

薬に頼りたくない人は、

  • お酒をやめる
  • 油ものを控える
  • たばこを辞める

など、自分の体内に入れるものを見直すことから初めてみましょう。やってみて効果がないならやめてもいいです。

アトピー患者でも、特定の食べ物を取らないようにしたら、症状が改善したという話はよくある話だそうです

コリン性蕁麻疹にかぎらず、多くの皮膚系の病気は原因がまだ解明されていない

ネットで「コリン性蕁麻疹」や「アトピー」と調べてみれば分かると思うが、ほとんどの記事が治療方法には触れていない

だから、あなたに合う最適な治療方法はあなたとかかりつけの医者と一緒に見つけていく意識を持つことが大事です